かみのドリル

2008588

連立1次不等式の計算ドリル

概要

連立1次不等式の練習をします。解なしの問題もあります。

数字はごく簡単なもののみですので、二つの不等式を同時に満たす範囲を考える練習に集中できます。

経過

連立不等式Iを作りました。非常によくある連立不等式の計算問題集です。 ドリルは15ページ解答1枚です。

今回の問題では、解のパターンは次の5通りです。

  1. p < x < qとなるもの
  2. p < x となるもの
  3. x < q となるもの
  4. x = pとなるもの
  5. 解なし となるもの

PDF

補足

解答ではすべて < を使っています。 つまり、xの範囲を答えるからといって、x > a とxを先に書かずに、 a < x と書きます。 ということです。

これは、常に左が右より大きくないように表記すると、 一般的な数直線(左から右に大きくなる)の位置関係をそのまま式にできて 考えやすくなると思うからです。

さらに、書き方が統一されることで答えあわせも楽になる(気がする)というメリットもあります。 今後、2次不等式をやると解の形も複雑になるので、このようにする理由がはっきりわかると思います。


今後の作成予定

今回の問題はすべて ax + b > cのような形になっていますが、もう少し計算を複雑(面倒)にしたものを追加します。 連立以外で言えば、2次不等式や、1次不等式の難問にいくつか心当たりがあるのでそれを作ります。

あとがき

今までいろんな中高生の解答を見せてもらいましたが、 ミスの中でいちばんもったいなかったのが、書き写し間違いです。 計算の結果が正しく求まったのに、不等号をいつのまにか逆にしてしまうミスです。 そんな馬鹿なと思うでしょうが、計算ミスなんていうのは、こういうタイプが主流です。気をつけてくださいね。